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12月のそとちゃん(2021)

大変な思いをした

まとめ

手術

今月は首にできた腫瘤の手術があった。

手術当日のそとちゃんはいつもどおり余裕ぶっこき状態。
それまで毎日そとちゃんと手術について(日本語で)話してはいたけど、
結局自分がなにをされるのかは最後まで理解していないようだった。
(それはそう😭)

今回は日帰り手術ということで、
朝に診察を行い、昼は検査と手術、術後の様子を診て夕方に引き取りという流れ。

まずは診察。

これはそとちゃんというより俺のための時間という感じだった。
当日のそとちゃんの健康状態(食欲や遊ぶ元気)について軽く聞かれた後、
全身麻酔に関する説明と手術についての詳細、術後に気をつけるべきことなどについてもう一度丁寧に説明してもらい、
最後に承諾書のサインと押印を確認した。

一通りの説明を受けた後、最後にそとちゃんを少し抱きしめてから先生に預けた。
万が一のことがあればこれが最後の別れになるかもしれないと思って、恥ずかしながらこのとき少し泣いてしまった。😢

(ここからは手術前後に先生から説明を受けた内容)

次に検査。

全身麻酔には当然ながらリスクがあるので、
事故の可能性を最低限に抑えるために必ず術前に血液検査とX線検査が行われる。
先生によるとそとちゃんは注射は平気だったものの、X線検査で仰向けにされたときにめちゃくちゃ暴れたらしい。
(普段ひたすらごろごろしてるくせに、強制されるのは嫌😓)

検査結果に問題がなかったので麻酔をかけて施術が行われた。
切開から縫合までは十数分で終了し、その後そとちゃんはゆっくり目を醒ました。

マンガみたいな手術痕

切除した腫瘤

手術の間はずっと心配でソワソワしていたので、術後に電話で連絡が来たときは本当に安心した。😭

術後

電話をもらった後も念のために病院で少し様子を診てもらい、
夕方ごろにそとちゃんを引き取りに行った。

診察室で5時間ぶりに対面したそとちゃんは少し不機嫌だった。😡
引き取りの直前におしっこを漏らしてしまったようで、
看護師さんにおしりを拭かれたのが気にいらなかったらしい。

自分のおしりは自分できれいにしたい

その場で先生から血液検査とX線検査の結果を説明してもらった。

  • 血液検査の数値はおおむね問題なしだが、クレアチニンとグロブリンの値が少し高め
    • グロブリンは免疫が活発なときに高い数値になるもので、おそらく猫風邪の後遺症(右目の目ヤニができやすい原因)によるものだろうから仕方ない
    • クレアチニンは腎臓の機能が低下したときに高くなる値なので、3ヶ月後を目安に再検査が必要😱
  • X線検査では肺や内臓に問題なく、その他の腫瘤などもない

血液検査の結果

切除した腫瘤は病理検査に送って1週間後に結果が返ってくるとのことで、
順調にいけばそのタイミングで抜糸できるかも?とのことだった。

ちなみに手術代の見積もりで病理検査の費用が漏れていたらしく、実際の請求額はかなり高くついてしまった…😭

金が飛んでいく

病院から家に帰った後のそとちゃんは流石に少しぐったりしていたものの、ちょっとしてすぐにわんわん騒ぎ出した。
手術のタイミングで胃を空っぽにする都合で前日の夜から何も食べさせていなかったので、ほぼ丸一日ぶんお腹を空かせていたのだった。😭

手術痕から感染症にかからないための抗生剤(かなり苦い)をすりつぶしてちゅーるに混ぜてあげたところ、ものすごい勢いで完食。
術後は弱っていると思っていたが食欲があるようで安心した。🙏

お薬

がまん

手術後は我慢の1週間だった。

そとちゃんは元気なのに、手術痕を守るためのカラーが邪魔でうまく遊べない。😢
カラーをつけた状態でできる遊びにもだんだん飽きてしまって、結局ほとんど寝て過ごしていた。

あとはトイレが大変だった。
いつもはトイレの後自分でおしりをなめてきれいにできるのに、カラーのせいで舌が届かず汚れたままになっていることが何度かあった。
ウエットタオルで拭くようにしていたが、そとちゃんはやっぱりおしりを拭かれるのが嫌いなのでちょっとかわいそうだった。😭

カラーが邪魔だと思って用意したフタなしトイレは結局ほとんど使わなかった

一番大変だったのはかゆみとの戦い。
手術痕がカラーに微妙に当たる位置で、かゆいのに舌で舐められない様子は見ていてつらそうだった。
後ろ脚の爪をカラーの隙間から無理やり入れて手術痕を掻こうとすることもあったので、なかなか目が話せなかった…

そとちゃんがずっと苦しい思いをしていたので、俺もこの1週間はほぼ家から出ずにつきっきりでみていた。
つくづく在宅勤務でよかった。

抜糸

1週間耐え抜いた後、腫瘤の検査結果が届いたとのことで再度病院へ。

病理検査の結果、今回切除した腫瘤は毛包嚢胞ということで、
人間で言えばニキビとか粉瘤に近いもの?らしかった。

悪性腫瘍でなくて本当によかった…😌
完全に切除されていて再発のおそれも低いということなので、これで一安心。

病理検査の結果

手術痕もきれいにふさがっていたので、その場で抜糸してもらった。
手術と検査で病院が嫌になっちゃったのか、そとちゃんは珍しく暴れたけどなんとか無事に糸を全部外すことができた。

きれいにふさがった

帰宅後、カラーが外れて7日ぶりの自由を取り戻したそとちゃんはやりたい放題。😂

カラーが邪魔でなかなか登れなかったキャットタワーや本棚の上に昇って降りてを繰り返し、
部屋中をものすごい勢いで走り回って手がつけられなかった。🌪

ちなみにカラーがなくなって手術痕(ふさがってはいるが…)を思いっきり掻こうとしたので、
この後カラーをつけて外してを何回か繰り返した。😅

わるいねこ

おわり

なにはともあれそとちゃんが無事で本当によかった。
手術前はごはんをもらえず、手術後はカラーをつけられてかわいそうだったがよく耐えてとてもえらかった。👏

術後の生活が大変すぎて、気がついたらクリスマスが終わっていた…
去年と違う衣装も用意していたが、手術後に着せるわけにもいかないので来年まで残しておくことにする。

今年もそとちゃんはずっと元気だったけど、最後に手術があって大変だった。
2022年はそとちゃんの健康により一層気をつけて、幸せに過ごせるようにしたい。

おまけ

おしりをガン舐めするそとちゃん