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CKSを受験した

†Kubernetes完全に理解した†

まとめ

  • CKSを受験した
  • 今回も試験シミュレータ(Killer Shell)で十分対策できた
  • 試験中に参照できるドキュメントはCKAよりも多い

もくじ

試験対策

CKAを取ってからモチベーションの高いうちにCKSを受けることにした。
勉強から先に始めるといつまでたっても終わらないマンなので今回も試験日を先に決めて(CKS合格の約2週後)、それに向けて勉強する方式を取った。

まずはCKSにバンドルされた教材(LFS260)を1週間で一通り読み込んだ。
今回は初めて触る内容も多かったので割と真面目に読んで、Exerciseもちゃんと手を動かして解いた。
trivykube-benchなどのKubernetesにデフォルトで含まれていないツールについての練習もできてよかったと思う。
量的にはCKA用の教材(LFS258)よりすこし少ない程度だったが、連休だったのもあってなんとか終わらせることができた。

教材を終わらせた後、前回同様にKiller Shellの試験シミュレータで模擬試験を解いた。
CKA合格が前提とされている試験だけあり、クラスタの設定に関する問題は普通に出てくるしさらに先述のツール類を使う問題も出るので内容としてはかなり難しかったように思う。
初回はドキュメントを見ないとほぼ0点だった。

また、CKSではCKADCKAと異なりKubernetes公式ドキュメント以外にもtrivy, sysdig, Falco, AppArmorのドキュメントが試験中に参照可能であることをここで初めて知った。
これらのツールも模擬試験では容赦なく出題されていたので、試験で使えそうなページをブックマークしておいた。

試験本番

今回も自宅で試験を受けた。
もちろんねこもいっしょ

今回は試験開始時刻になっても試験官が来ない?トラブルがあったため、5分遅れくらいでスタートした。
試験前の試験官とのやりとりはこれまでと全く一緒。

今回も試験時間は2時間で問題数は17問くらいだった。
やはりKiller Shellの試験シミュレータでやった内容と似た問題が多く、今回も余裕を持って回答できた(つもり)。

それぞれの問題の難しさ的にはCKAと同じくらいかそれ以上だと感じたが、CKSで出る問題の場合はKubernetes以外のツールの使い方を問うようなものが多く、
そういった汎用的な手順はだいたい公式ドキュメントに書いてあるのでそれを見れば解けてしまうようなものがいくつかあった。

ちなみに試験を受けたのが普段ねこにおやつをあげている時間だったので、今回そとちゃんがめちゃくちゃうるさかった。
試験前にその日のぶんのおやつはあげていたのに…😭
結構ガッツリ鳴いていたが、試験官に怒られることはなかった。

結果

結果は…?

やったぜ。

合格だった。🎉

満点ならず

合格点67点に対して75点とかなりギリギリの結果だった。
今回は配点比率がかなり高めの問題で1つ致命的なミスをした自覚があるので、それが点数に響いたように思う。
CKAD, CKAはそこそこの点数が取れていたのと比較すると、
やはり実務であまり触れていないモノに対して試験勉強だけでなんとかしようとしたためにまだ本質を理解できていないことがよくわかった。

おわり

CKSに合格した。
CKAD, CKAと併せてこれでKubernetesの認定資格(2021年10月時点で公開されているもの)をすべて取得できたので、
†Kubernetes完全に理解した† と言って良いのでは?(アカン)

とはいえCKSだけ点数が低かったあたり、やっぱり実務でさわんないとダメだなという気持ちになった。
今後も慢心せずに頑張りたい。

おまけ

おとなしくできなかったそとちゃん