そとちゃんは保護猫
そとちゃんは元野良猫(保護猫). 保護猫活動をしている方から譲ってもらってうちにきた.
その方に聞いた話などから, わかっている範囲でこれまでのそとちゃんについて書いていく.
もくじ
- そとちゃん, 生まれる
- そとちゃん, 保護される
- そとちゃんと俺, 出会う
- そとちゃん, うちに来る
- 今のそとちゃん
そとちゃん, 生まれる
そとちゃんはおそらく2016~2017年ごろに北関東のあたりで生まれた. 柄はキジトラ白なので, おそらく雑種.
かなり人馴れしているのでもともとは人に飼われてたか, 地域で餌付けされていたのかもしれない.
病院の先生の推測だと仔猫のときに猫風邪にかかっていて, 後遺症で右目の涙腺の機能が悪くなっている. そのため右目に目ヤニがたまりやすい.
たぶんたいへんなにゃん生だった.
そとちゃん, 保護される
2018年の6月頃, そとちゃんは保護猫活動をしている人に保護された.
群馬のどこかの民家の軒下で, 産気づいた状態で見つかった. そのときの体重は3.3kg.
ちなみにそとちゃんという名前はその時つけられたもので, 家のそとにいたからそとちゃんなんだとか.その名付け方だと野良猫みんなそとちゃんじゃね?
出産は大変な難産で, 仔猫は5匹くらいいたけども生きてお腹から出られたのはオスが2匹だけだった.
産後はなんとかおっぱいもあげられて, 仔猫はなんとか育った.
その後2匹の仔猫は揃って貰い手がみつかったが, 1匹はもらわれた先で今年の3月に病気で亡くなった.
たいへんなにゃん生だった.
そとちゃんと俺, 出会う
その頃大学院に居た俺は猫動画中毒で, 就職したら自分でも猫を飼おうと考えていた.
本当はブリーダーから譲渡してもらったり, 保護猫をもらいたいけど男の1人暮らしだと審査が通らないケースが多いと聞いて, あんまり良いイメージは無いけどペットショップかな…と考えていたところに, 研究室の先輩(正確にはちょっと違う)の知り合いに猫を保護している人がいるのでどうか, という話をもらい今年の3月に一度面会することになった.
その猫こそがそとちゃんである.
仔猫を送り出した後に不妊手術を受けて里親待ちになったそとちゃんだったが, 2~3歳の成猫だったのでなかなか貰い手がみつからなかった.
俺は1人暮らしでなかなかかまってあげられないことを考えるとおとなしい成猫がほしかったし, 何より自分に似て右目がちょっと小さいところに謎の親近感が湧いてしまったのでこの子を引き取ることにした.
この決断はほんとうに良かった.
そとちゃん, うちに来る
引き取るといっても引っ越しやら入社やらですぐに引き取ることが難しかったので, そとちゃんは5月からうちで預かることになった.
社会人1ヶ月目を生き延びながら帰りに寄り道したホームセンターや通販でそとちゃん用の爪とぎ, トイレ, お皿, おもちゃなんかを少しづつ買い揃えていくのはとてもワクワクした.
そして2019年5月1日, 元号が平成から令和に変わる日にそとちゃんはうちにやってきた.
最初の数分は前の家が寂しかったのかにゃんにゃん鳴いていたのに, 少し目を離したすきに俺の枕を占領してぐーすか寝ていた.
もともと人間が好きなのもあって初日の夜から普通に足にすりすりしてくれたし, 用意したおもちゃで元気に遊んでくれたので本当にうれしかった.
そんなこんなで, そとちゃんとの暮らしがはじまった.
今のそとちゃん
そとちゃんの現在の体重は4.1kg. 保護されたときに比べるとだいぶふっくらしている.
貰う前はおとなしいと思っていたが, それは大きな勘違いだった. 超おてんば. 超アグレッシブ.
おもちゃは遊び方が激しすぎてすぐ壊れるし, ちょっと噛み癖があるのでしょっちゅう噛んでくる.
元野良なのに妙に舌が肥えていて, 気に入ったごはんしか食べてくれない.
でもとてもかわいい. 仕事から帰るとにゃんにゃん言いながら出迎えてくれるので疲れが吹き飛ぶ.
そとちゃんを引き取って本当に良かったと思う.
そとちゃんにもこれからのにゃん生を幸せに生きてほしい.
おわり
以上, うちにくるまでのそとちゃんについて書いてみた.
次はそとちゃんの好きなものとか細かい特徴について書きたい.